自分の漢方クリニックの開業を模索しています。
私は現在、横浜にある漢方クリニックで漢方外来を行い、保険のきく漢方薬を処方しています。
院長は通常の内科外来をこなしながら漢方薬も併用して処方しています。
私は、非常勤務で、漢方薬に期待して受診される患者様を担当します。
初診の患者様で約30分、再診の方で約15分の診察時間を設けています。
勿論、医師の経験や能力によって、そのかかる時間は前後します。
漢方外来の診察は、漢方薬を処方することが目的はありません。
その患者さんの現在の生活を漢方医学的に分析して解説し、認知行動療法で行動変容を促します。
家庭環境や職場環境、人間関係への対処、季節・気候の変化による予想される体調の変化への対処などをご指導します。
私自身は漢方薬は、補助であって、最終的には減量、中止(卒業)を目標とします。
これを「保険診療」でやろうとすることが所詮無理なのかも知れません。。。。
でも「自由診療」になると、「やっぱり漢方薬は高い」と思われてしまうでしょう、、、、
漢方医学を実践する医師には共通の課題と考えます。
最近の他の医師の言葉をおかります。
ー皆様ご承知のように、ここ昨今の医療状況は厳しく、診察に十分な時間をかけれないこともあります。その中でも、漢方の考え方と漢方薬の知識を活かしながら試行錯誤の毎日です。ー 国立国際医療研究センター国府台病院 心療内科 河合 啓介先生
日本東洋心身いがく研究会 ニュースレターより
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